もう会えないなんて言うなよ。あなたは思い出す。

児童失踪事件が続く白峠村で、作家の道尾が聞いた霊の声。彼は恐怖に駆られ、霊現象探求所を営む真備のもとを訪れる。

撮影時点の四年前に亡くなっていた同級生が写りこんだ古い写真。

ライターの原田璃々子は、二十三区のルポを書くため、いわくつきの場所を巡っていた。

天国的な美貌を持つご令嬢・新妻千秋のもう一つの顔は、覆面作家。お嬢様の推理力が光るのは、小説の中だけじゃない。

『ジェノサイド』の著者、11年ぶりの新作! マスコミには決して書けないことがある―― 都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。

ダイが語りはじめたブキミな「心霊写真」の謎をきっかけに、マコトたち電子探偵団員も自分の体験した「学校の怪談」を披露していく。

「君にこの謎が解けるかな?」W大学文学部教授の神代宗のもとに奇妙な手紙と小箱が届いた。

写真を見た二之宮彩子は、十ヶ月ほど前に自らが被害者となった、身代金目的の誘拐事件の顛末を語り始める。

私の誕生日の前日、おじいちゃんは危篤に陥った。

美鶴木夜石を、まともな女子高生にする。

哀しみの先には、何があるのだろう──。